イラストレーションの仕事(といってもイラストレーターという意識も無いけど。)を初めてから、その２０年後、たどり着いた紙の上ではTHA BLUE HERBの結成20周年を記念して開催された日比谷野外大音楽堂でのライブのDVDの為のイラストレーションを描く。ということでした。ブルーハーブを初めて聴いた当時の衝撃、同級生と、ボロボロのカビ臭い平屋の狭く煙たい一室だったのを思い出す。その気持ちを精査するように描きながら描けている事への幸福感と掴もうとしていた理想のような感触にどうやらたどり着こうとしているのを実感して次の段階へ向かう。といっても難しいことではあるんだけど。というのも十分理解しながら、というのを心の中で強く意識しはじめた一枚でした。
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