2013/06/27

from studio

フェラクティ自伝の為の装丁&イラストレーション。

『フェラ・クティ自伝』FELA! THIS BITCH OF A LIFE  

カルロス・ムーア:著, 菊池淳子:訳
発行:ケン・ブックス 発売:現代企画室
四六判 352ページ 並製 定価:2,300円+税
ISBN 978-4-7738-1311-1 C0073

7月上旬発売決定!
アフロ・ビートの創始者、
自由を奪いにいった天才アーティスト、
そして戦士……フェラ自身が語る、抵抗のメッセージとは!

本書は、音楽をとおして反体制運動、黒人解放運動をおこなった
フェラ・クティの人生を、フェラと深い友情で結ばれていた
カルロス・ムーアが、聞き語りで書き下ろした自伝である。
幼少期に遡って自らを語るフェラ・クティの言葉からは、
欧米による植民地政策で傷つけられたアフリカの歴史や、
キング牧師やマルコムX などブラックパワーが台頭する60年代の
アメリカの文化状況なども読み取ることができ、
アーティストの自伝本を超えた人文書としても読み応えがある。
また、本書には、フェラ・クティの妻ら(27人中の)15人ほか、
彼の身近にいた人物のインタビューも入っており、
フェラの素顔を知ることができる貴重な1冊。

フェラ・クティ
1938-1997 ナイジェリア出身のミュージシャン/黒人解放運動家。
アフリカにおける人種差別や政治腐敗を糾弾し、
音楽を通した闘うアーティストして、ボブ・マーリーとともに
世界中で尊敬されている。アフロビートの創始者。

カルロス・ムーア
政治学者、民族学者、作家。カストロ政権の人種的な政策に反対し、
母国キューバから、30年間亡命している。
自由/平等の政治的信念のもと、
ジャーナリスティックな目線で数々の著作を執筆している。

上記内容は本書刊行時のものです。

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